スーパーナミットの特徴

 特  徴
 (汚染水用と汚染土用)

  1. 薬剤を入れて撹拌するだけ
  2. 広範囲の廃水に適用する
  3. 廃棄物削減に最適
  4. 残渣の粒が大きく沈降が早く脱水性が良い
  5. ブリッジが起こらない
  6. pH調整が不要
  7.  魚毒性がなく海水塩分濃度でも効果を発揮
  8.  汚染土の重半金属を不溶化もできる



サステナビリティ実現のために見落とせない機能

水処理は、単に大きな懸濁物を沈降させる処理から半導体洗浄用等の超純水製造までと広範で清浄度の目標レベルを明確にする事が必要です。
スーパーナミットは排水中の0.1μ程度迄のコロイド物質を含む懸濁浮遊物質を除去すると同時に不溶性有機物や、燐化合物等も除去できます。砒素や有害重金属を除去するタイプもご用意しております。
また、独自の製法と細かい製造工程指導により粉体が供給機に詰まる"ブリッジ現象"を極限まで抑制し、人手不足に悩むユーザー様の手間を省きます。


サステナビリティ実現のために見落とせない機能

凝集のメカニズム

a. 濁水中では微細な懸濁物質が浮遊しており、1〜0.001μ程度のコロイド粒子は、表面が
 帯電しているのでお互いに電気的に反発し合い、いつまでも互いにくっつきあうことが
 無く、沈降しません。

b. これに スーパーナミット を加えて攪拌すると帯電した粒子と 薬剤中の微粒子が接触して
  電気的に中和します。
  中和された粒子は互いに集まって更に大きな粒子を形成します。
  これらがいくつも集められ大きなフロックを形成します。これを凝集作用と言います。

c. フロックが大きくなると急速に沈降するようになり、下層部にスラッジとして堆積し、
 清澄な水が得られます。

※非常時・災害時の断水でトイレなどの洗浄水が手に入らない場合に、スーパーナミットを
  5kg/袋の小分けにして販売します。
  以下図説イメージの要領でご利用下さい。

凝集のメカニズム

従来法との違いは?

凝集処理におけるメリット・デメリットを下表の通り比較しました。

  凝 集 剤 種 類 メリット デメリット






 液状無機系凝集剤
・ポリ塩化アルミ(PAC)
・硫酸バンド(LAS)等
・汎用凝集剤として古くから実績がある
・低価格である
・pHが下がるため中和処理が必要
・凝集力が弱くスラッジが大きく沈降が遅い
・高分子凝集剤との併用が必要
・製造工程で高熱を要し二酸化炭素の大量排出を伴う

 有機(高分子)系凝集剤
・フロックが大きい
・強い攪拌が不要
・高pH域では中和が必要
・濁りが取れにくい
・フロックの粘着性が強い
・フィルター交換頻度が高い

・スラッジの脱水性が悪く産廃処理費高い
・製品に有機物が付着し品質 性能に悪影響









 スーパーナミット
・高いpH域でも凝集できる
・中和緩衝機能を有しておりpH調整が不要
・薬品の扱いと凝集処理が容易にできる
・フロックが強固で大きい
・フロックの脱水性がよく産廃処理費が安価
・スラッジの粘性が無くフィルターを詰まらせず、フィルター交換頻度が低い
・添加する薬品数が少ない
・装置の簡素化、省スペース化が図れる
・製造過程で二酸化炭素排出量がほぼゼロ
・薬剤単体の価格が比較的高価
(ただし簡易な作業で凝集ができるため、専門性や経験を必要とせず、人手不足の解決や装置が省スペース化されているためトータルコストでは安価である。)



処理できた排水

  • PCB排水、放射能除染排水、生コンミキサー車洗浄排水、戻り生コン排水
  • 産廃焼却炉洗浄排水、メッキ工場排水、シールド工事掘削排水、飲料水工場排水
  • ゴルフ場溜め池の浄化、レストラン排水、古城お濠水浄化、養豚舎排水、温泉排水
  • 廃血液排水、塗装ブース排水、ワックス剥がし排水、皮染め排水、藍染排水
  • 洗米排水、ビルジ排水、高速道路サービスエリア混合排水、燃料タンク洗浄排水
  • ゴム製品製造排水、橋梁橋桁基礎部掘削濁水、鉱山掘削排水、ウラン含有排水
  • 温泉排水、半導体工場排水、ウォータージェット洗浄排水、アンモニア含有排水
  • リン汚染排水、列車洗浄廃水、造船ドック排水、最終処分場溜まり排水
お困りの排水を次々と凝集しました。